最近はブラウザでコードを書くのが流行っていそうなので、自宅マシン上の coder/code-server をどこにいても利用できるようにしてみた。 所有している端末のどれでも、どこからでも接続したいが安心は欲しいので VPN 経由でのみ接続できるようにしている。 VPN の構成には Tailscale を利用している。 自前で構築してもよかったが、住んでいるマンションのインフラ都合上、手元の ルータにグローバル IP アドレスが降ってこないので面倒くさそうでやめた。 以下のような構成を目指す。 code-server の構成 インストール自体は簡単。 $ paru -S code-server $ systemctl enable code-server@$USER 大事なことはリバースプロキシに任せるので設定も適当。 bind-addr: 127.0.0.1:8080 auth: none cert: false Tailscale の構成 code-server は非 SSL アクセスな場合にその機能を制限してしまう。 Tailscale には内部のアクセスのための SSL 証明書を発行する仕組みが 備わっているので、それを活用して code-server の制限を回避する。 https://tailscale.com/blog/tls-certs/ 手順は Enabling HTTPS - Tailscale にある。 完了すると /var/lib/tailscale/certs あたりに必要なファイルが揃っているはず。 nginx の構成 $ paru -S nginx-mainline $ systemctl enable nginx.service virtual servers を管理しやすくする設定。 http { .