Set up Arch Linux
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お仕事用メイン機として久しぶりにArch Linux をセットアップしたので記録しておく。 なお、常に最新の情報源としてInstallation guide - ArchWikiを参照するべきことが 前提。 構成 事前準備 インストールメディアの作成 セットアップ パッケージマネージャ デスクトップ環境 Display manager Window manager スクリーンショット IME サウンド ターミナルエミュレータ ビデオ会議 カメラ周辺の設定 仮想カメラ設定 スクリーンキャプチャ パスワードマネージャ 構成 Board ASRock X570 Phantom Gaming 4 CPU AMD Ryzen 7 3700X VGA ZOTAC GAMING GeForce RTX 2070 SUPER AMP Extreme RAM DDR4-3200 16GB x 2 Storage nvme0: Windows, nvme1: TARGET, ssd0: Data for Windows 事前準備 インストールメディアの作成 セットアップ対象のマシンは既に Windows マシンとして構成していたため Rufus を利用して USB インストールメディアを作成した。
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お仕事用メイン機として久しぶりにArch Linux をセットアップしたので記録しておく。 なお、常に最新の情報源としてInstallation guide - ArchWikiを参照するべきことが 前提。
構成
Board | ASRock X570 Phantom Gaming 4 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 3700X |
VGA | ZOTAC GAMING GeForce RTX 2070 SUPER AMP Extreme |
RAM | DDR4-3200 16GB x 2 |
Storage | nvme0: Windows, nvme1: TARGET, ssd0: Data for Windows |
事前準備
インストールメディアの作成
セットアップ対象のマシンは既に Windows マシンとして構成していたため Rufus を利用して USB インストールメディアを作成した。
USB flash installation medium - ArchWiki には以下のように書かれているが、こ のオプションは「スタート」を押して実際に書き込む直前でないと表示されないこ とに戸惑った。
Note: If the USB drive does not boot properly using the default ISO Image mode, DD Image mode should be used instead. To switch this mode on, select GPT from the Partition scheme drop-down menu. After clicking START you will get the mode selection dialog, select DD Image mode.
セットアップ
ひたすらInstallation guide - ArchWikiを参照してやる。
設定はできるだけ XDG Base Directory Specification に沿っているほうが git 管理しやすいのでXDG Base Directory - ArchWiki を横目に諸々行なった。
パッケージマネージャ
AUR helper paru を利用することにした。
デスクトップ環境
Display manager
LightDM を利用することにした。 LightDM - ArchWiki を参照すればセットアップに迷うことはなさそう。
ログイン画面には lightdm-webkit2-greeter を採用。
Window manager
xmonad を使用することにした。 xmonad.hs は git 管理している。
KDE や GNOME のようなデスクトップ環境と比較して xmonad はウィンドウマネージャ としての機能に特化したもので機能の不足を感じたため他の手段で補填することに した。
具体的には以下のような Xfce のモジュールを部分的に採用した。
インストールは $ paru -S xfce4-goodies
でやった気がする。
デスクトップ通知
チャットツールなどによる通知は仕事でのやりとり上あったほうがよいので Xfce Notification Daemon を D-Bus 経由で動作させることにした。
~/.local/share/dbus-1/services/org.freedesktop.Notifications.service
に
以下のような設定を書く程度で動作する。
[D-BUS Service]
Name=org.freedesktop.Notifications
Exec=/usr/lib/xfce4/notifyd/xfce4-notifyd
動作チェックには $ notifyd-send MESSAGE
とかやればよい。
スクリーンショット
xfce4-screenshooter を <Print>
(フルスクリーン) or C-<Print>
(範囲選択モード) で起動するようにした。
xfce4-clipman をバックグラウンドで動作させておくとキャプチャしたものを 直接クリップボードに載せて、そのままブラウザにペーストして GitHub Issue に 貼るなどができ便利。
IME
TBU ibus-skk
サウンド
alsa-utils と pulseaudio-alsa を入れている。 基本的に alsamixer で事足りている。
ターミナルエミュレータ
TBU urxvt
ビデオ会議
仕事のやりとりで Google Meet などビデオ会議ツールを多用するため動作するよう 設定する必要があった。
Zoom, Slack, discord のデスクトップクライアントやブラウザ上で Google Meet, Whereby の動作を確認済み。
カメラ周辺の設定
Logicool C922n Pro Stream Webcam は USB 接続するだけで動作した。 OBS Studio を間にはさんでビデオ会議ソフトウェアに接続している。
仮想カメラ設定
OBS Studio の Start Virtual Camera
ボタンを有効にするため設定が必要。
$ paru -S v4l2loopback-dkms
$ modprobe v4l2loopback-dkms # 動作チェック。事前に再起動が必要だった気がする
動作チェック時に以下のようなメッセージが出るようなら
$ paru -S linux-headers
する。
modprobe: FATAL: Module v4l2loopback-dkms not found in directory /lib/modules/5.10.15-arch1-1
動作チェックできたら設定を永続化するために以下をやる。
$ echo v4l2loopback | sudo tee -a /etc/modules-load.d/v4l2loopback.conf
$ echo 'options v4l2loopback exclusive_caps=1' | sudo tee -a /etc/modprobe.d/v4l2loopback.conf
スクリーンキャプチャ
OBS Studio の Window Capture (Xcomposite)
を動作させるために以下のような
設定を行なった。
Xmonad.Hooks.EwmhDesktops
を xmonad.hs でインポート- xmonad オブジェクト初期化時に
ewmh defaultConfig
をはさむ
パスワードマネージャ
TBU keepassxc